フリーランスSEのやすこ(28)です。

メーカー系の企業に6年勤めた後、27歳でフリーランスになりました。

フリーランスになってちょうど1年。
女性には結婚や出産といったライフイベントがあり、少なからず生活が変わってくるものです。
当時の私はこの先の働き方についてたくさん考え、フリーランスになることを決意しました。

会社を辞める決断をした経緯からフリーランスになるまでのことをご紹介したいと思います。

1.フリーランスになろうと思ったきっかけ

仕事に変化を求めるようになった

2014年、メーカー系の企業へ入社。
入社してしばらくは、先輩エンジニアのもとについて勉強の日々です。

目の前に覚えることや学ぶことが山積みで、
会社でも家でも仕事のことばかりを考えていました。

何度も何度も問題にぶつかり、挫折もたくさんしましたが、
日に日に自分のスキルが上がっていくことが楽しくてしょうがない毎日。

うまくいかないことに悔しさを感じたり、新しい学びを得たときに喜びを感じたり、
がむしゃらに働いて、気づいたら社会人5年目。

本当にあっという間でした。

5年目になると、人から頼られることが少しずつ増えたり、自分が主導になって進めていける機会があったり、なにか問題に直面してもそれなりにこなせるようになってきます。

その当時の私は、こうなるまで頑張って働いてこれた自分が誇らしいという気持ちを持つ一方で、
どこか仕事が退屈だと思うようになりました。

なんというか、新人のときに感じていた、うまくいかない悔しさとか、タスクを成功させた後の喜びとか、仕事に対しての日々の新鮮さを感じなくなってしまっていました。

別に仕事が楽しくないわけじゃないし、この生活が辛いわけでもない。

けれど、淡々と降りてくる業務をこなす毎日に何か変化がほしいと思うようになりました。

結婚を意識するようになった

社会人6年目になる頃、
当時付き合っていた彼との結婚を意識するようになりました。

私には、彼と結婚して子どもを産んでにぎやかな家庭を作るという将来像がありましたが、
いざ結婚に現実味がでてくると、今後の仕事がどうなるか考えるようになりました。

もしこの先結婚して子どもができたらキャリアはどうなるんだろうか?


これからもっともっと仕事でステップアップしたいと思ってても、
妊娠・出産後にどれだけバイタリティが残っているか全く想像つきません。

もっと仕事をしたい!という気持ちと、
結婚したら子どもが欲しい!という気持ちがぶつかります。


そこで気づきました。
私が自由に仕事一本に熱中できるのって、子どもがいない今しかないんじゃないかと。


仕事も子どもも両方を望むなら、今のうちに行動を起こさなければという気持ちにかられました。

この先、仕事も暮らしも大切にしたいと思うようになった

彼との結婚の話が進み始めたころ、たまたま在籍していたプロジェクトの開発要件が大きく変わり残業が続きました。

いくらホワイトな会社だって、状況によってSEが忙しくなるのはザラにあること。

連日続く残業は日を追うごとにアドレナリンがでてきて、
のめり込むように1日1日に全力を投じることができました。

忙しい仕事でも充実さを感じる一方、私生活は本当に荒れていました。

残業後に家に帰ったら朝支度して散らかしたままの部屋。
毎晩のようにスーパーのお惣菜。
肩こり。 肌荒れ。

土日は朝起きれず、彼との約束に遅刻。


仕事が過渡期に入ると、
家のことはもちろん、身体やプライベートまで支障をきたすようになり、今後の生活について不安になりました。


結婚生活と仕事の両立。


この先、結婚して、妊娠して、産休育休とって仕事復帰して、
忙しいながらも働いて家に帰ったら家事に追われてさらには育児に追われて、
また働きにいくって生活になるんだろう。

仕事が忙しい時期は家庭はどうなってしまうのか?

たとえ好きな仕事だったとしても、この先なんのために仕事してるのか見失ってしまいそうです。

私はこのSEの仕事もこの先の暮らしも、両方を大切にしていきたいと思うようになりました。
その思いは結婚が近づくにつれて強くなっていき、
早く行動しなければという気持ちから、これまで勤めていた会社を退職。
さらには時間の自由度の高いフリーランスになることを決意しました。

2.フリーランスになるためにやったこと

ハローワークに行った

最終出勤日翌日から行動を開始。
フリーランスになるには個人事業主になるための開業手続きが必要となりますが、
まずは失業手当をもらうためにハローワークを訪れました。

※自主退職だと3ヶ月は次の仕事に就くことができない(つまり開業できない)ので、
 開業手続きは失業手当をしっかり受け取った後にやるようにしましょう。

3か月の間は、失業手当をもらうための説明を受けたり講習を受講したり、
何度かハローワークへ通わないといけません。

これが結構めんどくさい・・けど失業手当のためだと思って頑張りました。

転職エージェントに登録した

フリーランスになるのに転職エージェント?と思われますが、
失業手当をもらうまでの3ヶ月、ハローワークの規定によりなんかしらの転職活動をする必要があります。

※このときいきなりフリーランス求人を探すのもアリですが、
 3か月後から始められる案件は探すのが大変で、クライアントとの調整が必要になります。

それを理由に当時の私は形だけの転職活動を始めました。
結果として転職活動を経験してよかった、と思っています。

企業毎の給与相場や技術動向が分かり、
さらには以前勤めてた会社の魅力や欠点を俯瞰的に知ることができるからです。
また、選考に臨む度に自分の市場価値が見えてきます。


この経験はフリーランスになる上で
 ・自分がIT業界のなかでどういった位置づけの会社に勤めていたか
 ・自分のスキルはどれほど市場価値があるものか
というのを改めて把握することに繋がり、この先重要になってきます。

フリーランスとして活動する際、業界のことや自身のアピールポイントを話す機会は多いので、
フリーランスになろうとしている方は特に転職活動を経験しておくことをオススメします。



転職活動では、一般の転職サイトを使っていましたが、
数社登録してみた中でも「リクルートエージェント」が一番使いやすかったです 。

リクルートエージェントを使っていた理由は、
 ・業界最大級の非公開求人数
 ・ 25歳〜35歳の利用者が80%
 ・SE転職に柔軟なサポート体制が整っていたから

Web版と専用のアプリを使い分けられたのも高いポイントです。

また、中堅・上級エンジニアでしたら、
ハイクラス転職の「 CAREERCARVER(キャリアカーバー) 」とも連携しているので、
リクルートエージェントと合わせて登録してみるのもおすすめです。

フリーランスの求人サイトに登録した

大手転職エージェント である「レバテックフリーランス」に登録しました。

フリーランス転身ならまずはレバテックから、という人も多いんじゃないでしょうか。
実際に当時の私もレバテック以外のサービスを知らないほどの圧倒的大手ですので、
迷いなくレバテックに登録しました。

登録後は自身のスキルや経歴を入力していき、担当者との面談が設けられます。

面談では
フリーランス転身に必要な基礎知識、案件の内容、技術毎の単価相場、
さらには産前産後の働き方のアドバイスまで・・・
とにかくいろんなお話を聞くことができました。

大手なだけあって、面接対策、履歴書の添削などのサポート体制も充実しています。
フリーランス転身の際にはまず登録しておきたいエージェントです。


私はそこで紹介していただいた案件とマッチングし、
フリーランスとしての活動を始めることになりました。

(参考:フリーランスの女性SEは珍しい?企業からはこう見えている!

クラウドソーシングサイトで仕事を受注してみた

レバテックで案件が決まるまでの間にまとまった時間ができたので
「クラウドワークス」に登録しました。

文字起こしなどの簡単作業から、マクロ作成・ホームページ作成といった開発案件まで
幅広い案件が転がっており、スキルや作業できる時間に合った案件を受注することができます。

私は隙間時間でできるような簡単な作業ばかりを選んでやっていたのでたくさん報酬を稼いでいたわけではありませんが、今思えばフリーランスとしての初売上はクラウドワークスでの報酬でした。

レバテックの案件が始まってからも、
仕事終わりだったり休日の暇な時間に受注した作業を進められて効率よく仕事ができているので、試しに簡単な案件を受注してみるのもいいかもしれません。

3.フリーランスになってみて

フリーランスになることは簡単だった

27歳の私がフリーランスになるなんて、 最初は現実味がなく、敷居が高いイメージがありました。

しかし、 思いかえせばフリーランスへ転身する過程で難しいことはなく、
簡単に独立できてしまったという印象です。

それは私のスキルが秀でている訳ではなく、
フリーランスという働き方が浸透してきているが故のサービスやサポート体制があるからです。

レバテック本社に訪れると、世の中にはたくさんのフリーランスSEがいることに気づかされます。
面談をしているフリーランスの人がたくさんいて、中には女性の姿があったり、自分よりも若そうな人がいたり。

知らなかっただけで、こんなにフリーランスとしての働き方を選択している人がいるんだと、どこか安心することができました。

暮らしにゆとりがでた

フリーランスSEは企業と契約を交わす際に、労働時間を決めるのが一般的です。
たとえば 「月に140h~180h 」といった具合です。

その時間の範囲で休みや残業時間を自分で調整していくので、帰宅後やプライベートの予定が組みやすくなりました。

また、案件に携わって3カ月たった頃、
私は週4日勤務という契約を企業と交わすことができたんです。

今まで土日にしていた家事を平日1日にあてることができるようになり、
週末はまるごと好きに過ごせるようになりました。
こうやってブログを書く余裕までできて、日々の生活に新たな楽しみができるほどです。

今後も仕事を調整できるというフリーランスならではの強みを生かしながら、
自分の求める暮らしに近づけていきたいと思います。


女性には結婚・出産というライフイベントがあり、
少なからず働き方や日々の生活が変わってしまうものです。

今の働き方でこの先どんな暮らしになるか想像してみたときに、
フリーランスという働き方はよりよい選択肢となるかもしれません。

(参考: ~妊娠・出産~フリーランスSEが夫の扶養に入る